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東京アロマセラピーカレッジの足跡

20世紀後半に世界に類を見ない高度経済成長を遂げた日本は物質的な豊かさは取得できました。しかし、バブル経済の崩壊とともに価値観がかわり、社会環境が大きく変化し、心身のバランスを崩し、心の病あるいは身体的疾患による不調を抱える人々が急増し、西洋医学ではまかないきれない状況が生じてきました。アジアは伝統医学の宝庫であり、私どもはホリスティックな環境の中にあります。欧米と比較して、民間療法は身近にあり、これを理解することはそれほど難しいことではなく、自然に身に付いています。このような社会環境のなか、1995年アロマセラピーを軸としたホリスティック・セラピストのプロ養成校として、東京アロマセラピーカレッジは開校いたしました。

ホリスティック・アロマセラピーの創始者であるマルガリート・モーリー女史は1961年「生命と若さの秘密」を出版しました。彼女はこういっています。「このタイトルは幸福な結末を勝ち取ってほしいという願いをこめてつけました。老いに光をあて、理解し、老いを防ぐすべを学べばいいのです。女性たちは活力を持ち、真の成熟性を得て、老年時代のために投資をしてください。そうすれば、命は美しく輝き始めるのです。」マルガリート・モーリー女史は精油を活用し、個別の処方を行なう、IP方式を用いることにより多くの更年期以降の女性に幸福をもたらしたのです。彼女のドクターである夫と共にパリで開業し、臨床を重ねていました。当時、英国政府から命を受けパリ駐在していたDr.アーノルド・テーラーはモーリー夫妻と親交を深めていきました。彼はモーリー女史のアロマセラピーに共感し、英国にモーリーメソッドを伝えました。Dr.アーノルド・テーラーはアロマセラピーの高いスタンダードを保つためにITEC(International Therapy Examination Council):インターナショナル療法試験機関を創設いたしました。当時、マダム・ミシェル・アルシェーがアシストし、ダニエル・ライマンがモーリー女史をアシストしました。学院長である武井静代はモーリー女史の著書「生命と若さの秘密」英語版を入手し、感銘を受け、ITEC認定校の申請をいたしました。当時、沢山の書類を整え申請し、その内容審査があり、英国本部からインスペクターが当校を訪れ、審査後仮認定校の許可が下りました。1年間の実績が認定校の許可に繋がるわけです。ITEC認定校にはいくつかのきまりがありました。

1. ITECが認定した認定講師が教えること。
2. 半年・解剖生理学 100時間履修 + ホリスティック・マッサージ 75時間履修
  終了時ITEC本部から試験官来日、試験実行
3. 半年・アロマセラピー 100時間履修 + アロマセラピー・マッサージ 75時間履修
  終了時ITEC本部から試験官来日、試験実施

詳しくはTCA案内を参照していただきたいのですが、まず講師と試験官来日のための諸費用(飛行機代・ホテル代・講師料・受験料・滞在費)がかかり、英国から来る情報は英語ですから、それの翻訳料がかかりました。年2回実施する理論試験の英訳がありました。
1回の試験で1人A4サイズの答案用紙20ページの英訳です。試験直後日本語のオリジナルを英国本部に送り、そのコピーを元に1ヶ月くらいで英訳したものを送るという、大変な作業を繰り返しながら参りました。英国においては1人の認定アロマセラピストが解剖生理学・アロマセラピーを教えていました。この点は東京アロマセラピーカレッジとして、力を入れて改革してきたところです。ホリスティックアプローチに必要な学びを確定し、すべて専門の講師に講義をお願いしたことです。例えば、解剖生理学では医大卒業というより、解剖生理学専門であり、病気の成り立ち、健康とは・・・・・を研究されている教授クラスの先生に講師にお願いをするというように勤めてまいりました。その分野の専門家にお願いすることにこだわりを持ってまいりました。昨今、多くの学校ができておりますが、本物の仕事する、プロを目指すわけですから、専門の諸先生にお願いしたわけです。

日本において、このような本格的なプロ養成校は東京アロマセラピーカレッジが初めてであり、日々、研鑽を重ね、東京の尾山台の本校を守り、質の高い教育の場を提供しています。本物に触れ、感じ、それを身につけていくことの大切さをお伝えしながら、歩んでまいりました。現代社会において情報は入手が簡単です。この情報量の多いことで理解していると勘違いしている方が多いように思います。自らの心身にて、感じ、理解することの違いを知っていただきたい、体感していただきたいと思います。ホリスティックとは権威的なもの・ことに触れることでなく、人間である自分を理解することであり、自分以外の人を理解することだと思います。それには自然を愛し、人間を愛し、大切にする心を愛し、礼節をしり、感謝することを身につけることが1番大切だと考え、東京アロマセラピーカレッジを育ててまいりました。真似は器用な人にとってはたやすいことです。是非、オリジナルに触れ、その違いを知ってください。今まで、大切にされてきたものが沢山あります、自分を大切にすること、心を大切にすること、感動すること、道徳を守ること、日本文化を担うことの自覚・・・・・・素敵なことがいっぱいです。みんな、心がけることで身に付くことばかりです。東京アロマセラピーカレッジは魅力あふれる、学びの場です。

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